Windows 10 の暴走を止めろ!
このお話は、市販のアンチウィルスソフトをお使いの方には関係ありません。
Windows 10を使っていて急に重くなってしまった事はありませんか?
作業をやめて待っていてもいっこうに元に戻らない!
一体Windowsは何をやっているのでしょうか。
何が起動しているのかを見てみましょう。
画面下の タスクバー上でマウスを右クリックして タスクマネージャー を開きます。
プロセス画面のCPU欄をクリックするとCPU使用順に表示されこんな画面になります。
現象が出ている場合は、一番上に表示されているのが「 Antimalware Service Executable 」だと思います。
このプロセスは、ファイルやソフトをスキャンして、悪意のあるソフトやウィルスなどを見つける
「Windows Defender」機能の一部なんです。
でも何でこんなにCPUやメモリーを使っているの?
そう何らかのキッカケでこの プロセスが暴走! してしまっているのです。
こうなるとWindows自体が極めて重くなってしまい使っていられない程になってしまいます。
一旦この状況になるともうこの解消には Windowsを再起動 させるしかありません。
ここではそうならないための予防策です。
最優先で実行される Windows Defender の優先度を変更するのです。
Winキー + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を起動します。
名前に taskschd.msc と入力してOKボタンをクリックしてタスクスケジューラに入ります。
タスクスケジューラライブラリをダブルクリックして > Microsoft > Windowsに入ります。
Windows Defenderを選択して、右にある Windows Defender Scheduled Scan をダブルクリックしてください。
表示されるウィンドウで 「 最上位の特権で実行する 」 のチェック外してください。
OKボタンをクリックして変更を保存します。
経験上これで「Antimalware Service Executable」の暴走問題は解決されると思います。
最近の Windows Defender はかなりの高機能&高精度に進化していますが、まだ知らないうちに
マルウェアに感染してしまう事があります。
ぜひこちらの あなたのPCは大丈夫? をご覧下さい。
マルウェアを徹底駆除してあなたの個人情報を守りましょう!