追悼 ノーキー・エドワーズ
行年82歳、昨年12月に腰の手術を受けて以来、感染症と闘い続けてきたという。
ザ・ベンチャーズは追悼文の中で
「今朝、ノーキーが亡くなったと知り、大変なショックを受けている。
彼は革新者で偉大なギタリストであり多くの若いプレイヤーに影響を与えた。
彼の曲Ginza Lights(二人の銀座)はザ・ベンチャーズの日本での最初のヒット曲の1つで
いまでも日本でスタンダードであり続けている」 と綴った。
ノーキー・エドワーズ - 二人の銀座 (2012)
1935年インディアン種族チェロキーの血を引く家系の大家族に生まれた。
幼少期からバンジョーやマンドリンなどさまざまな楽器を手にするが、
11歳の頃からギターに専念して独学で学んだと言う。
その後、ドン・ウィルソン、ボブ・ボーグルと出会いベース担当でベンチャーズに加入する。
ウォーク・ドント・ラン(急がば廻れ)でベースを弾いているのがノーキーである。
その後ボブとパートを交代しベンチャーズの快進撃が始まるのである。
The Ventures - Walk Don't Run (1960)
The Ventures - 日本のメロディー
The Ventures - 45th Anniversary Live (2004)
久しぶりにオリジナルメンバー3人が勢揃いした素晴らしいライブです。
すでに腰を痛めているノーキーは座りながら安定した早弾きを披露してくれる。
その優れたテクニックから弾き出されるサウンドはカントリーやブルーグラスを色濃く感じさせ
若き頃に憧れたレス・ポールやチェット・アトキンスの影響が強かった事を伺がわせる。