半化粧の森
やっといつもの静寂が戻りました。
と言うか、殆ど人はおらず(...鳥も) 寂しいくらいですよ(爆)
本日は二十四節気の第十節気 「夏至」 ですね。
北半球では一年で最も昼の時間が長い一日です。
雑節のひとつ 「半夏生=1年の真ん中」 は、夏至から数えて11日目です。
今年は今日から数えて11日後ですから 7/1 になりますね。
森では、カタシログサ(片白草)が咲き 葉も白くなって来ました。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花であるため虫を誘う必要から
白く目立つように進化したのでは? と言われています。
雑節の「半夏生」と重ねて、また葉白半分をお化粧に見立てて「半化粧」
本来の半夏生は カラスビシャク(烏柄杓)を指しますが、片白草の方が
洒落混じりで通りがいいようです。
ユリ科でニッコウキスゲの仲間のノカンゾウ(野萓草)
花が一日限りで終わると考えられたためワスレグサ(忘れ草)とも。
イヌゴマ(犬胡麻)
胡麻の実にそっくりなのに食べられない
役に立たないと言う意味から犬胡麻と名付けられたそうです。
サクラソウ科のオカトラノオ(丘虎の尾)
根元のほうから先端に向けて花が咲き上がっていく。
花の穂が「トラの尾」のようなところからの命名。
実際は猫のしっぽぐらいのサイズです。
きれいな実なので思わずパチリンコ。