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夜つぐみの鳴くところで

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天界に咲く花

台風18号の被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。
当地では事なきをえましたが、台風が持ち込んだ暖かい空気がさらに熱せられグングン上昇!
久しぶりに猛暑日復活か!と云うとんでもない暑さになりました。

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彼岸花はヒガンバナ科の多年草で球根性の 「全草有毒」 な植物です。
その毒は中枢神経を麻痺させるアルカロイド系で誤食すると死にいたることもあると云う。

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開花は独特で秋が近づくまで地表には何も生えてきませんが、
一旦芽が出ると翌日には20センチも伸び、5日目には赤く色づき7日目で開花します。
お彼岸の時節に合わせたかの様な発芽から開花までの1週間です。

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その花は長い雄しべ雌しべをもつ輪状の6弁花です。
枝葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に苞に包まれた花序がひとつだけ付く。
あぜ道や土手などに群生して赤い花をつけますが稀に白いものもありますね。

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主にあぜ道や土手で見かけるのは、モグラや野ネズミよけに植えられたもので、
毒性のある彼岸花の球根を植えることで穴あけによる崩落被害を防ぐとともに、
強い根茎で土手やあぜを強くする目的があるそうです。

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紅白揃うとおめでたい様にも思えますが、その別名は、死人花、捨て子花、天蓋花、幽霊花、剃刀花など。
その毒性ゆえか日本ではあまり良いイメージはない様です。
お墓では墓標ともされ、土葬時代は遺体を動物に掘り返されないために植えたそうです。

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しかし古代インドで使われたサンスクリット語では 「曼珠沙華」 は 「天界に咲く花」 という意味があり、
めでたい事が起こる兆しに天から赤い花が降ってくる、という仏教の経典です。

また、韓国では彼岸花のことを 「相思華」 ともいうそうです。
花と葉が同時に出ることがないので 「葉は花を思い、花は葉を思う」 と云う
なんともロマンチックな発想から来ています。

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by Bluenotejoy | 2017-09-18 17:00 | 草花 | Trackback | Comments(0)
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